当院では獣医腫瘍科認定医による腫瘍科診療を実施しております。
腫瘍科は体に発生した腫瘍を診断し治療する診療科です。
動物の体にしこりを見つけた場合、そのしこりが良性か悪性かを判断し、必要に応じて追加検査を実施していきます。
腫瘍はその種類によって体への影響や治療方法が異なります。
動物の性格や年齢、飼い主様との生活環境をお聞きした上で最適な治療選択肢をご提案できればと思います。
また、抗がん剤治療や外科治療が必要な場合には、その必要性とリスクを充分にご相談した上で治療にあたります。
セカンドオピニオンも受け入れておりますのでお気軽にご相談下さい。
次のような症状を認めた場合はご相談下さい。
- 体の表面にしこりができた
- 血便を繰り返す
- 鼻血が出る
- 顔の形が変形してきた
- 陰部からの出血が止まらない
- 体重が急に減ってきた
- (フェレット)元気が無くぐったりしている、涎が止まらない、発作を起こす等
腫瘍科診療の流れ
問診
最近の体の変化や体調についてお聞きします。
触診
触診によりしこりの確認、リンパ節の腫れを確認します。
検査
必要に応じて細胞診検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査等をご提案します。
診断
検査で得られた情報を基に、今後の検査プランや治療プランをご相談します。
治療
腫瘍の種類に応じた治療法をご提案します。